✨英語のことわざ解説:「All that glitters is not gold(光るものすべてが金とは限らない)」
- Myva
- 8月5日
- 読了時間: 3分
🔍意味
「All that glitters is not gold」は、見た目が美しくても、本当に価値があるとは限らないという意味のことわざです。
日本語でいうと:
「見かけによらない」
「光ものに目がくらむな」
「外見に惑わされるな」
「キラキラしていても本物とは限らない」
といった意味合いを持ちます。
🧭語源・由来
このことわざの起源は16世紀のイギリスで、有名な劇作家ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ヴェニスの商人』(The Merchant of Venice、1596年頃)にも似た表現が登場します。
また、この表現は古くから「glitter(輝く)」と「gold(金)」の対比で、「光って見えても本質的な価値は別」という教訓として使われてきました。
当時、金は価値の象徴であり、キラキラ光るもの=価値あるものというイメージでしたが、見た目だけで判断してはいけないという警告が込められています。
🗣なぜ英語話者はこの表現を使うの?
このことわざは、以下のような場面でよく使われます。
魅力的に見える商品や人、チャンスが本当に良いか疑うとき
表面だけで判断して失敗しないように注意を促すとき
詐欺や見せかけの成功などに対して警戒を示すとき
など、見た目の良さに惑わされず、真実を見極めようという警告の言葉として使われます。
💬例文
That flashy car looks great, but remember — all that glitters is not gold.
(あの派手な車は見た目はいいけど、光るものすべてが金とは限らないよ。)
Be careful with online deals. All that glitters is not gold.
(ネットの取引には気をつけて。見かけだけで騙されちゃダメだよ。)
She seems confident, but all that glitters is not gold.
(彼女は自信満々に見えるけど、見かけだけじゃわからないよ。)
📝まとめ
項目 | 内容 |
フレーズ | All that glitters is not gold |
意味 | 見た目が良くても、本当に価値があるとは限らない |
日本語訳例 | 見かけによらない、光るものに惑わされるな |
由来 | シェイクスピア時代からある古いことわざ |
使用場面 | 見かけの良さに注意を促すとき、警告や戒めの言葉として |
💡ポイント
「glitter」は「キラキラ光る」という意味で、視覚的な魅力を表します。
「gold(金)」は価値の象徴。対比によって「価値=見た目ではない」と伝えています。
ビジネス、日常会話、教育の場面でよく使われます。
🇯🇵日本人学習者へのアドバイス
このことわざは、英語圏でよく知られている有名な表現なので、「見かけに騙されないで!」という意味を伝えたいときにぜひ使いましょう。
例えば、
“Don’t trust everything at face value. Remember, all that glitters is not gold.”(すべてを見た目で信じるな。光るものすべてが金とは限らないよ。)
のように使うと、とても説得力があります。
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