🤝英語のことわざ解説:「You scratch my back, and I'll scratch yours(お互い様・助け合い)」
- Myva
- 8月4日
- 読了時間: 3分
🔍意味
「You scratch my back, and I'll scratch yours」は、「あなたが私の背中をかいてくれたら、私もあなたの背中をかいてあげる」という意味から転じて、お互いに助け合うこと、協力し合うこと、見返りを期待した相互協力を表す英語のことわざ・イディオムです。
日本語でいうと:
「お互い様」
「情けは人のためならず」
「持ちつ持たれつ」
「貸し借りは双方のため」
「おあいこ」
のような意味合いになります。
🧭語源・由来
このフレーズは17世紀のイギリスで生まれた表現で、「背中をかく」という行為は自分でできない場所を他人に手伝ってもらうことを象徴しています。
つまり、お互いの弱点を助け合うことで、両者が利益を得るという考え方からきています。
また、背中をかくという物理的な行為は親密さや信頼の象徴でもあり、「助け合いは信頼関係のもとに成り立つ」というニュアンスも含まれています。
🗣なぜ英語話者はこの表現を使うの?
この表現はビジネス、政治、日常会話のどんな場面でも使われます。
例えば:
仕事で協力し合うとき
友人同士の助け合いの約束
取引先とのウィンウィンの関係を示すとき
軽いお願いをするときのジョークや慣用句として
など、幅広く使われる便利なフレーズです。
💬例文
If you help me prepare the report, I’ll help you with your presentation. You scratch my back, and I’ll scratch yours.
(もしレポート作成を手伝ってくれたら、君のプレゼンも手伝うよ。お互い様だね。)
In politics, it’s often a case of “you scratch my back, and I’ll scratch yours.”
(政治の世界では、よく「お互い様」の関係が多い。)
I did him a favor last week, so I expect him to return it sometime. You know, you scratch my back, and I’ll scratch yours.
(先週彼に頼みごとをしてあげたから、そのうち返してくれると思うよ。お互い様ってやつさ。)
📝まとめ
項目 | 内容 |
フレーズ | You scratch my back, and I'll scratch yours |
意味 | お互いに助け合う、見返りを期待した協力関係 |
日本語訳例 | お互い様、持ちつ持たれつ、助け合い |
由来 | 背中は自分ではかけない場所。お互いに手助けし合うというイメージ |
使用場面 | ビジネス、政治、友人関係、日常会話など広範囲 |
💡ポイント
このフレーズは信頼関係や相互利益の強調に使えます。
時に皮肉や軽いジョークとして使うこともあります。
目上の人には少しカジュアルすぎる場合もあるので、使う場面を選びましょう。
🇯🇵日本人学習者へのアドバイス
「You scratch my back, and I'll scratch yours」は、ビジネスや友人関係での相互協力の精神を表現するときにピッタリです。
覚えておくと、英語で「助け合い」や「互恵関係」を説明したいときに自然に使えて、ネイティブっぽいコミュニケーションができますよ!
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