⏰英語のイディオム解説:「In the nick of time(ぎりぎり間に合って)」
- Myva
- 7月23日
- 読了時間: 2分
🔍意味
「In the nick of time」は、ちょうど間に合うギリギリの瞬間に/寸前で間に合うという意味の表現です。
日本語では、
「ぎりぎり間に合って」
「間一髪で」
「すんでのところで」といったニュアンスに近いです。
🧭語源・由来
この表現の「nick(ニック)」は、中世英語で「切り込み」「刻み目」を意味します。
時計の文字盤に刻まれた細かい印や切り込みを指す言葉として使われていて、「in the nick of time」は「刻み目の瞬間に」と直訳でき、時間の非常に細かい、まさにその瞬間に間に合うという意味からきています。
つまり、時間の「ほんの一瞬の切れ目」や「ぴったりのタイミング」を指しているのです。
🗣なぜ英語話者はこの表現を使うの?
この表現は、危機や締め切り、重要なタイミングにギリギリで間に合ったことを強調したい時に使います。
例えば、
締め切り直前に仕事を終えたとき
電車に乗り遅れそうだったけど間に合ったとき
トラブルを間一髪で回避したとき
などに使われます。
💬例文
He arrived at the airport in the nick of time to catch his flight.
(彼は飛行機に乗るためにぎりぎり空港に着いた。)
The firefighters rescued the family in the nick of time before the building collapsed.
(消防士たちは建物が崩れる寸前で家族を救出した。)
I finished the report in the nick of time just before the deadline.
(締め切りの直前にぎりぎりレポートを終えた。)
📝まとめ
項目 | 内容 |
フレーズ | In the nick of time |
意味 | ぎりぎり間に合って、寸前で |
日本語訳例 | ぎりぎり間に合う、間一髪で、すんでのところで |
由来 | 「ニック」は「切り込み・刻み目」の意味で、時間のごく短い瞬間を指す |
使用場面 | 締め切りや危機のギリギリのタイミングで間に合った時に使う |
💡ポイント
「in the nick of time」は時間に関する緊迫感やスリルを伝えたい時にぴったりの表現です。
会話やドラマ、ニュースなどでも頻繁に使われる人気のフレーズです。
「in the nick of time」の後に状況を続けて説明すると、より具体的で効果的になります。
🇯🇵日本人学習者へのアドバイス
日本語の「間一髪」や「すんでのところで」に近い表現なので覚えやすく、日常の様々な場面で使える便利なフレーズです。
もし「間に合った!」という感動や安心感を伝えたいときは、ぜひ「in the nick of time」を使ってみてください。
英語を練習したい?コミュニティに参加して、今日から言語パートナーを見つけよう!
Comments